URLのチェック手法
はじめに
SPAMメールに記載されたURLやセキュリティ機器がアラートを上げたURLを調査する手法について記載します。
対象者
セキュリティ業務に携わる初級者
注意事項
URLが問題のあるサイトであった場合、直接アクセスすることで以下のリスクがあります。
- ブラウザの脆弱性を攻撃される
- マルウェアがダウンロードされる
- フィッシングサイト等により、情報を搾取される
また、調査の際には以下の点に注意する必要があります。
- こちらが調査している事がバレる可能性
- 水飲み場攻撃等、特定のアクセス元(国等)で挙動が変わるケース
- 再現性の無いケース
- 調査用のサイトに入力した値が第三者に閲覧される可能性
確認手法
- 調査対象のURLにキーとなる値が含まれている場合は除去します
- 例)「hxxp://example.com/?
q=F39AE60EAA7636E82660D1697AF94E7D
」
- 以下のサイトで確認します
- その他レピュテーションサイト
VirusTotalでの注意点
- 「25 days ago」等最後のスキャンから経過した期間が表示されているため、古すぎて信ぴょう性が低い場合はReanalyze URLで再スキャンする
- HTTP Statusコードが他のスキャンサイトの結果と同一であること
urlscan.ioでの注意点
options
をクリックし、Public scan
のチェックを外す
- 検索をしたのち、
DOM
でソースを確認する
aguseでの注意点